ショウガは冷えや痛みを改善するなど、多くの薬効が何千年も前からインド・中国をはじめ世界中で知られ、用いられてきました。
日本では、奈良時代から風邪の特効薬としてショウガを用いるようになりました。
その後、品種改良が行われて日本独自の「金時ショウガ」が誕生しました。
一般のショウガと比べて小さく、切り口は濃い黄色をしています。
金時ショウガは他のショウガに比べ「ガラノラクトン」や「ジンゲロール類」が約4倍も含まれており、精油成分「ガラノラクトン」や、辛味の成分「ジンゲロール類」が体を温める作用の他、アレルギー症状の緩和や痛みを鎮める働きがあることが最近の研究で分かって来ました。
日本で販売されている大半の生姜(しょうが)は大生姜ですが、金時ショウガは辛味成分の多い小生姜に属します。
生姜は、「ショウキョウ」の名称で、日本薬局方に収載されている医薬品でもあります。
ショウガの種類別成分量 |
|
ジンゲロール類 |
ショウガオール類 |
ガラノラクトン類 |
金時ショウガ |
2.220 |
0.044 |
2.43 |
谷中ショウガ |
1.122 |
0.041 |
0.80 |
静岡4号 |
1.243 |
0.045 |
0.73 |
黄ショウガ |
0.559 |
0.038 |
0.21 |
土ショウガ |
0.703 |
0.047 |
検出されず |
近江ショウガ |
0.284 |
0.033 |
検出されず |
オタフクショウガ |
0.392 |
0.044 |
検出されず |
ベトナム産 |
1.014 |
0.075 |
検出されず |
台湾産 |
0.507 |
0.061 |
検出されず |
中国産 |
0.530 |
0.081 |
検出されず |
※金時しょうがは、まさにショウガの王様
そんな金時しょうがを乾燥させて粉末にしました。
ダイエットや冷え対策にご活用ください。